隅田宿の面影をめぐって その2

 

 

こんにちは!四代目です。

 

 

 

 

 

前回の続き、墨田区にある隅田川神社(水神社)で中世の隅田宿の面影は見つかるのでしょうか。。。??

 

 

ぱっと見は地域の鎮守様といった感じの神社ですが、やはり他の神社にはない珍しいものも!

 

 

 

 

 

 

なんと、船の錨が!

 

これは船乗りから信仰を集めた水神社ならではですね。

 

 

 

 

 

他にも狛犬ならぬ狛亀(?)がいたり。。。

 

よくよく見ると変わった所があります。

 

 

が、やはり中世の隅田宿の面影を見出すのは難しい。。。戦後に場所を移転しているせいもありますし、致し方なしですね。

 

 

 

 

 

隅田宿とは直接関係ないですが、境内で一番気になったのはこの鳥居。

鳥居の先は行き止まり。何のためにあるのか!?

 

 

実はこの行き止まりの先にあるのは隅田川なのです。今では高い堤防に囲まれて分かりにくいですが、昔は川に向かって神社の入り口があったことになります。

 

 

 

こちらは大正時代の水神社の様子。(大正八年/東京府史跡より)

 

まさに水神社の名にふさわしい景観です。

きっと船乗りの方たちは川側からお参りにきたんでしょうね。

 

 

 

この鳥居、現在は本殿の裏手にあってすっかり目立たない場所にありますが、水神社の歴史を伝える貴重な存在なのは間違いないです。

 

お越しの際はぜひこちらの鳥居もご覧ください。

 

 

 

 

 

残念ながら隅田宿の面影は見つかりませんでしたが、周囲には木母寺や白鬚神社など歴史ある神社仏閣も多く散策にはうってつけ。水神大橋から鐘ヶ淵駅へ至る道は古東海道の名残といわれているので、中世の隅田宿に思いをはせながらブラブラするのもいいですね!

 

/四代目・カズキ

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